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小売・卸売業者のための日本製パーソナルケア製品調達ガイド

調達と物流のイラスト

スキンケア、ヘアケア、バス用品、コスメ — 日本のパーソナルケア製品は、安定した品質と洗練された処方で世界的に高い評価を得ています。しかし「欲しい商品を見つけること」と「販売可能な在庫を自分の倉庫に入れること」の間には、初めてのバイヤーがつまずきやすいプロセスがあります。本記事では、弊社が実際にクライアント向けに行っている調達の流れをご紹介します。

1. 「欲しいものリスト」ではなく、明確な要件から始める

日本のサプライヤーは、具体的で真剣な問い合わせにはきちんと応え、曖昧な問い合わせには反応しない傾向があります。連絡する前に、希望する製品・カテゴリー(できればブランドや製品ラインまで)、初回発注の現実的な数量、販売市場の3点を明確にしましょう。「サウジアラビアでの卸売販売向けに、この3SKUを500〜1,000個ずつ希望」という問い合わせには返事が来ます。「カタログと最安値を送ってください」には来ないことが多いのです。

2. サプライヤーの3つのタイプを知る

メーカーはブランドを所有し、取引条件を決める立場です。直接取引は通常最も良い価格と、スケールする関係につながりますが、法人としての実績を求められる場合や、人気ブランドはすでに地域独占の代理店を持っている場合もあります。その場合は「どの代理店か」を尋ねるのが正解です。

卸売業者は多くのブランドを扱い、業者間取引に慣れています。複数ブランドの初回混載注文には最速のルートですが、注意点として、輸出目的の購入を明確に断る卸売業者が少なくありません。利用規約の「海外発送・輸出目的お断り」は真剣に受け止めるべきです。

B2Bマーケットプレイス(NETSEA、スーパーデリバリーなど)は商品の発掘や小口のテスト仕入れに最適ですが、出品サプライヤーごとに輸出への対応方針が異なります。マーケットプレイスは発掘チャネルとして使い、数量が増えたら直接取引に移行するのが基本です。

3. 見積もり・MOQ・交渉の余地を理解する

卸価格は日本円建てで、数量別の段階価格になっていることが多く、SKUごとに最低発注数量(MOQ)が設定されます。見積もり依頼の際は、数量別単価・MOQ・支払条件・納期・輸出書類への対応可否を一度にまとめて、番号付きで質問しましょう。日本企業は番号順に丁寧に回答してくれることが多いです。

コストに関わる構造的なポイントとして、日本の国内価格には10%の消費税が含まれています。日本で課税事業者として登録された輸出者は、輸出取引についてこの消費税の還付を受けられます。日本国内の調達パートナーが海外バイヤーの直接購入より安く仕入れられる理由のひとつです。

4. 発注前に必ずサンプルを

写真では、テクスチャー、香り、手に取ったときのパッケージ品質、輸送への耐性はわかりません。多くのサプライヤーは単価でサンプル販売に応じてくれます。サンプル注文は、対応スピードや梱包の質などサプライヤー自体のテストにもなります。

5. 支払いと取引条件 — 何が「普通」か

新規取引では銀行振込(T/T)による前払いが標準で、小口の初回注文なら100%前払いも一般的です。信頼関係ができるにつれ、前金+出荷時残金へと移行します。日本のサプライヤーが新規の海外バイヤーに掛け払いを認めることはまれで、早い段階で求めると信用を損ねます。

6. 日本国内での検品・混載

商品が日本を出る前に、SKUと数量の照合、パッケージの状態、製造日・使用期限、ロット番号の確認を行うべきです。複数サプライヤーから仕入れる場合、輸出前の混載で運賃を大きく節約できます。海外からの遠隔購入で省略されがちなこの工程こそ、高くつくトラブルを防ぎます。

7. 輸出・輸送・書類

輸出通関はフォワーダー(乙仲)が代行するため、通関の専門家になる必要はありません。ただしコマーシャルインボイス、パッキングリスト、そして化粧品の場合は輸入国の規制当局が求める製品書類(成分表など)の準備が必要です。湾岸諸国への船便は約4〜5週間、航空便は1週間以内。サウジアラビアの化粧品SFDA登録など、輸入国側の要件は発注後ではなく発注前に確認しましょう。

調達パートナーは必要か

上記のどのステップも海外から不可能ではありませんが、言語の壁、時差、国内取引を好むサプライヤーを相手に、すべてが難しくなります。日本を拠点とする調達パートナーは、国内バイヤーとして日本語でサプライヤーと取引し、検品・混載を物理的に行い、輸出までを管理します。それがまさにHana Digitalの提供するサービスです。調達サービスの詳細はこちら、またはお探しの商品についてお聞かせください